最近「プロ」と言う言葉についてものすごく考えていました
一体「プロ」ってどういう人のことを言うのだろう
プロ意識とか仕事のプロ、プロ野球など様々なところで使われるけど、わりと曖昧な表現でこれ!って感じがないなーと思い、僕なりに非常に個人的な答えを出してみました
プロ格闘ゲーマー
対戦にて「うわ・・・こういうプレイする人がいるから格闘ゲームから離れる人が出てくるんだよ・・・」という方(以下Aさん)と対戦する機会がありました
ある時に、大好きな格闘ゲーマーの方の動画を観ていると、そのAがまさかプロと呼ばれる立場で格闘ゲームをしていることを知りました
「え?あれプロなの!?」というのが僕の率直な感想でした
さらにそのAさんが出ている動画だけ高評価より低評価が圧倒的に上回っていて、コメント欄も荒れていました
どうやら、嫌われているらしいということを知りました
プロじゃないならいいと思う
正直、こういう人もいるよなーとただのそこら辺のプレイヤーということならどうでもよかったのですが、まさかプロと呼ばれているにも関わらず、そういうことをするのか・・・とガッカリしました
人間というのは不思議なもので「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という言葉の通りで
プロでそういう人間がいると感じると、その業界自体を嫌われても仕方ないと思ってしまいます
プロ活動
僕の大好きなプレイヤーの方々は
「格闘ゲーム初心者講座」
「これからストリートファイター5を始める人にキャラクターの選び方」
など、初心者の人へ向けて、色々伝えたりする活動が多いように思います
すごいプレイを魅せてくれたり「自分もこういうプレイがしてみたい」と思わせてくれるような方が多いです
しかもそれは配信やYouTubeで観られるので無料で観られます
質問をしても、考えてきちんと答えてくれます
僕が思ったプロ
野球とゲームのプロを比較していきたいと思います
プロ野球界
正直野球は業界そのものがもうとんでもなく大きく、日本のスポーツ界でも相当大きな金額が動いていると思います
プロ野球選手という仕事も恐らくこれから先なくなることはないでしょう
プロゲーマー
だけど、ゲームのプロというのは正直ここ数年の話です
昔、高橋名人という方がいましたが、あの方はプロではなく、ただものすごく多忙なサラリーマンです
ゲームというものを普及させるために、ゲームが超絶下手なのに必死に練習してやっていたと言っていました
eスポーツという言葉は完全に最近出てきましたが
ではなぜそういう言葉が出てきたのだろうと思った時に絶対これだ!と思ったのは
業界の人口です
競技人口
昔から日本以外の国ではプロゲーマーという方はかなり存在していました
日本ではここ数年の話なので、日本のプレイヤーが海外へ遠征に行かないと大きな大会は存在していない、そもそもスポンサードなんてものも存在していなかったと思います
日本はまだまだ業界が小さいんです
なので現在のプロゲーマーの方々は、ものすごく貪欲に自分がいたいと思う業界を大きくしたいという動きが多いと僕は思います
中には、業界の存続に危機感を持っている人もいて、業界を存続させるために必死に活動しているように思えます
イメージ
なので業界に対しイメージというのがどうしても付き纏います
「プロ野球選手になりたい」は素晴らしい夢なのに
「プロゲーマーになりたい」はダメな夢
野球がやりたい、サッカーがしたいはいいとされていても、ゲームがしたいは時間制限を設けられたりします
プロになれなかったら野球もサッカーもゲームも趣味で終わり
テーブルゲームでも将棋や囲碁はテレビでも取り上げられるのに、麻雀はイメージが悪い
近年どんどんイメージをよくしようとプロの方々が活動しているのを見ています
そんな人達がいる中、Aさんのような自分勝手なプレイヤーがいると、業界をよくしようと努力している方々にとってよくないなーと思ってしまいましたねー
でも、それも必要悪だということもわかっていて、このAさんが好きでゲームをしている人もいるかと思うので、少し複雑な気持ちになりました笑
強い、上手いだけがプロではないというのが僕が出した結論です
最後に
業界には色々なキャラクターの方がいてもいいなーと感じますが、目的は一貫しているといいなーと業界にとっていいと思うんです
品行方正だけが全てではないですが、初心者相手にそれやって楽しいの?というのは、これからやってほしくないですね
僕としても長くこのゲームをやりたいので、プレイヤーが減って廃れてストリートファイター6出しますって流れはさすがに嫌ですね
